司法書士は兵庫県、尼崎のすがはら司法書士事務所 | 業務内容

不動産の名義を故人様から相続人へと移す相続登記は、手続きを怠ることで後々のトラブルを招く恐れがあります。たとえば、売却を希望しても名義が故人様のままでは契約を結べず、相続人の間で手続きの調整が必要になったり、不動産の管理が宙に浮いたりしてしまいます。そこで、ご相談者様から事情を伺い、必要な戸籍や評価証明書の取得から登記申請までを一貫してお手伝いしております。

相続が発生した際、銀行口座の解約や名義変更、相続人間の分配手続きなどの多くの煩雑な事務が生じます。そうした実務的な負担をご家族だけで抱え込まず、専門家のサポートを受けることで円滑かつ確実に手続きを進めることが可能です。相続人の確定から財産の調査、分割協議書の作成、金融機関との交渉や不動産の登記変更まで、全体を通じてサポートを行っています。

会社を次の世代へと引き継ぐ場面では、単に経営権を移すだけでなく、株式の扱いや資産の名義変更、役員の登記、各種契約関係の整理などの多岐にわたる手続きが必要です。そのため、事業承継のタイミングや方法について丁寧にヒアリングを行い、ご相談者様の希望や会社の状況に沿った形をご提案いたします。経営の継続性と安心感の両立を目指し、円滑なバトンタッチを支援していきます。

将来の相続に備えることは、残されたご家族への思いやりであると同時に、ご自身の意思を確実に形にするためにも重要です。現時点での資産構成やご家族の状況を把握したうえで、遺言書の作成支援や生前贈与、民事信託などの多角的な対策をご提案しております。また、ご家族間の意思疎通を深めるきっかけづくりにも配慮しながら、トラブルの未然防止につなげてまいります。

おひとり暮らしの方や、お子様のいらっしゃらないご夫婦が、安心して豊かな老後を送るために。
「もしもの時、どうすればいいの？」「大切な財産や、自分の想いを誰に託せばいいの？」といったご不安に、私たちが寄り添います。
お客様が最後の時間まで自分らしく、心穏やかに過ごせるよう、生前から亡くなった後まで一貫してサポートいたします。元気なうちに将来の財産管理や医療・介護の希望を決めておく任意後見契約、ご自身の想いを未来へつなぐ遺言書の作成、そして万が一の後の手続きをお任せいただく死後事務委任契約など、法的な手続きを通じて皆様の安心を形にします。
私たちは、単なる手続きの代行者ではありません。お客様一人ひとりのお話にじっくりと耳を傾け、共に“これから”を考えるパートナーです。まずはお気軽にお気持ちをお聞かせください。